社会主義国家の女性のほうがセックスをより楽しんだ理由⑤

Why Women Had Better Sex Under Socialism - The New York Timesより

 

ワルシャワ条約機構の全加盟国において一党独裁は家庭に関する法律の根本的な見直しをもたらしました。共産党員は女性への教育、職業訓練、 雇用の確保に投資を惜しまなかった。国営女性委員会は女子を変わらぬ同胞として受け入れるよう男子に対して再教育を、また国民同胞に対して男尊女卑は社会主義以前から残る古い遺物であると説得を試みたのです。

そうはいっても男女間の賃金の格差や労働場所の分離は続いたし、共産党員は男尊女卑社会を根本的見直すことはなかった。しかし女性達はある程度の自己肯定感を得ることができていた。一体何人の西側諸国の女性がそれを想像できていたであろう。東側の女性はお金のために結婚することもセックスする必要もなかった。これらの国は生活に必要な基本的な支援を実施していた。さらにブルガリアハンガリーチェコスロバキア東ドイツの国々ではシングルマザーや離婚者、未亡人に対しては追加の支援を約束していた。ルーマニアアルバニアスターリン統治下のソ連を除いて旧東側諸国のほとんどが性教育を受ける権利や中絶を選ぶ権利を保証していた。これらは望まない妊娠による社会的コストの減少、母親になる機会費用の減少をもたらした。

西側のフェミニスト達はそれらを渋々ながら認めましたが納得したわけではありませんでした。なぜならこれらは国家社会主義の産物であり女性本人達から起因したことではなかったからです。単に権威から示された女性解放の具現化に過ぎなかったのです。現代の多くのフェミニスト達がその選択を賞賛しています。ただそれらは様々な要因の影響によって生まれた相対主義的なものであったと受け止められています。もはやトップダウンで万人救済論者に男女平等などの価値観を植え付ける政治的な手法の時代ではありません。